ひつじの公園~山添村:めえめえ牧場へようこそ!

めえめえ牧場(まきば)は奈良県山添村の県立自然公園:フォレストパーク神野山にある、ひつじの牧場です。
ひつじが約50頭のんびりと草を食べてます。毛刈りや、羊せんべいの餌やり体験もできます。

めえめえ牧場:奈良県山辺郡山添村伏拝880 -1
休園日:毎週水曜日(水曜日が祝祭日の場合は翌日) 開園時間 9:30~16:30
問い合せ、申し込み ☎0743-87-0825 mail:info@meemeemakiba.com
フォレストパーク神野山
http://fpkonoyama.blogspot.jp/

2016年12月31日土曜日

年の瀬

 大みそかの牧場は、人の気配もなく、とても静かです。
 牧場の仕事は、いつも同じ事の繰り返しのように見えますが、
成長する羊たちや自然環境の変化に伴って、仕事に対する
こちら側の態勢は、毎年変わります。
 成長するものもあれば、老朽化していくものもあり、
いずれも避けることはできないものです。
 ・牧場で成長したもの
 子羊たち、放牧場の広さ、羊の貸出しに関する知識、毛刈り技術、猫ども。
 ・老朽化したもの
 畜舎、一部の看板や放牧柵、作業機材、飼育員。
今年も残すところあとわずか。皆様、良い新年をお迎えください。
今朝はこの冬一番の寒さ。
羊が乗っても割れないほどの氷がはりました。

2016年12月24日土曜日

羊の冬

 師走に入って、牧場は貸出し先から帰ってきた羊たちで
賑やかになりました。頭数が増えたので、餌の準備もひと仕事です。
 春から夏にかけて、放牧地には栄養価の高い草も生えますが、
寒くなると草は枯れ始めて、羊は栄養不足になりがちです。
 動物たちにとって冬は本来、自然淘汰される試練の季節なのかもしれません。
 羊は寒さに強いですが、それは食べ物があればのこと。
栄養不足から病気になれば、寒さは大敵です。たとえ栄養が足りていても
病気になる羊もいます。その時は獣医さんからいただく抗生物質が頼りです。
そろそろお腹の大きな羊も。
出産が始まる年明けが、飼育員の師走です。

2016年12月20日火曜日

雲海

 今朝早く、牧場の正門から望む伊賀盆地が、一面雲海に包まれていました。
 雲の上に少しだけ出ている山々が、まるで島のようです。
 寒い朝の早起きは少しつらいですが、この景色は寒ささえも忘れさせてくれました。
なぜかそば焼酎が飲みたくなってきました・・。

2016年12月9日金曜日

悲鳴

 仕事中、足元にいた猫の尻尾を踏んでしまいました。
 猫は悲鳴をあげましたが、そういえば羊は悲鳴をあげません。
 ひどい痛みや苦しみがある時は、「ウーン」と唸るだけです。
しかも、よほどひどくならないとうめき声をあげないので、この声が出た時は
もう手遅れの場合が多いです。出産の時だけは別ですが・・。
 羊が悲鳴をあげないのは、辛い思いをした事がないからなのか、
それとも、どんな辛さも受け入れて、我慢するからなのか???
でも、ごはんが無い時は悲鳴をあげていました。

2016年11月30日水曜日

調査終了

 先月より、県道沿いの斜面で行われていた放牧調査は、
先週無事に終了し、2頭の羊たちは牧場に帰ってきました。
 今回の羊たちは春から夏の終わりまで、それぞれ別々の所に
貸出されていたので、今回の出張を含めると、一年のほとんどを
牧場以外で過ごした事になります。
 いわゆる羊の帰国子女ということでしょうか。
手前が羊の放牧地、柵の向こうが従来の斜面。
お疲れ様、というかごちそう様でした。

 

2016年11月20日日曜日

看板

 大阪のデザイン学校の皆さんが、羊たちの貸出先に置く案内看板と、
輸送用トラックに取付ける化粧板を作ってくれました。
 ほのぼのとしたのどかな牧場の雰囲気が、そのまま絵になった
素敵な看板です。
 先日、今井町に行っていた羊を回収する際に、さっそく利用させて頂きました。
 どうもありがとうございます。
 これからは看板を背負って走る事になるので、気を引き締めねば・・・。
県道沿いで時々開かれるサイン会会場に招かれぬよう
安全運転に努めたいと思います。

2016年11月13日日曜日

小春日和

 この週末は、気持ちの良い一日に恵まれました。
 牧場のモミジは赤く染まり、朝露に輝く山肌の木々がとてもきれいです。
 牧場まで来られない方のために、紅葉したモミジの写真を撮りましたが、
ジャマが入り上手く撮れませんでした。あしからず。


2016年11月3日木曜日

文化の日


 今日は快晴ですが、風があるのですこし寒く感じます。
 ただ、羊にはちょうど良いようで、落ち葉を拾い食いしながら
くつろいでいます。
 気がつけば、あれだけ賑やかに鳴いていたセミたちは、
いつの間にかいなくなり、山の色も緑一色ではなくなりました。
 放牧柵に干しているさつま芋のツルも食べ頃になり、これからしばらくは
朝ごはんの定番メニューになります。

2016年10月25日火曜日

試み

 先日から、とある県道の一部で、羊による除草実験を行っています。
 どの草を食べ、残し、どのように移動し、どの場所を好み、嫌うのかを
細かく調査して記録するものです。
どことは言えませんが、柵に写真のような看板が立ててあります。
 周辺の特徴は、山と田んぼに囲まれた、のどかな一本道が
目印です。(奈良でそんなこと言われても・・。)
 昨日、様子を見にいったところ、2頭とも元気に草を食んでいました。
草食べ放題。制限時間は一ヶ月です。

2016年10月19日水曜日

再利用

 牧場の休憩所にある白い椅子は、劣化が進んで最近では
台風などで吹き飛ばされただけで、ヒビが入ります。(当たり前か)
 手すりや背もたれが割れると危険なので、今まで廃棄していましたが、
使える部分を残して、ひと回り小さい椅子を作りました。といっても、
休憩所で使用するための椅子ではありません。
 そう!羊を飼っている人なら、年に一度だけ欲しくなる椅子です。
もうビールケースは必要ありません!
猫は迷わず丸太を選びました。

2016年10月13日木曜日

サツマイモのツル

 秋に入り、牧場のモミジが少しだけ色づいてきました。
 朝晩は少し冷えますが、羊にとってはこの位がちょうど良いようで、
牧場の中を気持ち良く走っています。
 この時期、飼育員はサツマイモのツルの回収のために、農家の畑を
まわります。回収した芋のツルを2週間ほど干して、葉が落ち始めると
食べ頃になり、ほのかに甘い香りがしてきます。
 美味しそうにツルを食べる羊たちを見ていると、こちらまで食べてみたく
なってきました。
回収すると時々ついてくる、うれしいオマケ。
回収の本当の理由はこれなのか・・・。

2016年10月6日木曜日

欲求の力

 めえめえ牧場の羊は、頭と脚の黒いサフォーク種と体全体が白いコリデール種が
いますが、これ等の混血を避けるために、畜舎の中は仕切り柵を設けています。
 しかし、稀にこの柵を飛び越えたり破ったりして、隣に入るオス羊がいます。
(いわゆる夜這いというやつです。)
 その結果、混血の羊が産まれることもありますが、柵を破ってまでもして
結ばれて授かった愛の結晶、愛嬌のある配色なので子供たちにも人気があります。
羊は温厚でおとなしい??

2016年9月21日水曜日

大雨

 昨日和歌山県南部に上陸した台風は、奈良県に大雨をもたらしました。
 牧場も、午後から雨が激しく降り始めたので、放牧中の羊たちを
畜舎へ戻しました。
 売店前の道は、側溝から大量の雨水が溢れ出し、川のように流れる様は
ダムの放水のようで、なかなか迫力がありました。
 
そもそも側溝が溢れた原因は・・?
今後は日々の点検に努めたいと思います。

2016年9月15日木曜日

黒いキノコ

 今週は雨が続き、羊たちは何となく綺麗(?)になりました。
 放牧場は雨水を吸収した芝が、美しい緑色の葉を伸ばしています。
 ただ、伸びたのは芝だけではありませんでした。
 朝、放牧場をよく見ると、見慣れないキノコが生えていました。
番傘のようなカサをした、黒と白の上品なキノコでした。
 普段は変わり映えのしない牧場ですが、自然の植物たちに私たちは
突然驚かされる事があります。
 
黒いキノコもポツリとあるから美しいのであって、
一面に生えたら恐怖です。

2016年9月6日火曜日

職場体験

 村立山添中学校では授業の一環として、2年生に職場体験を
実施しています。
 今年も牧場では体験希望者を受け入れ、三日間一緒に働いて
いただく事になりました。
 若く真面目なので物覚えも速く、せっせと働く彼等から
私はいろいろな事を学ぶことができました。(情けない…。)
 彼らに仕事内容やその理由を説明したり、園内をゆっくりと案内していると、
改めて自分の仕事の改善すべき点が、たくさんある事に気付かされました。
 さて一体何から手をつければいいのやら・・・。

 
何を成し、何を成さぬべきか・・。
この猫はトンボを狙っているだけでした。

2016年8月31日水曜日

プクちゃん

 夏休みの最終日。
 お天気ですが、牧場に子供たちの姿はありません。
 8月も終わりに近づくと、秋に向けて準備に忙しくなるのは、他の生き物たちも同じ。
 牧場で唯一ヒマそうなのは猫だけですが、先日、子育てに忙しいハチたちに
ちょっかいを出して痛い目にあったようです。

ビフォーアフター・・・。
名前は無い猫ですが、みんなからプクちゃんと呼ばれていました。

2016年8月27日土曜日

今後の課題

 除草を目的とした羊の貸出しは、今年も数か所で行われました。
こちら側も含めて、いずれもまだ試行錯誤の状態ですが、お世話をされる方たちと
話をしていると、確実に羊についてかなり詳しくなっている事を実感します。
 経験でいうと、このままだとその内に羊の事が好きになり、気が付けば除草の効果なんて
どうでも良くなってしまいがちです。
 今後は除草に効果的な羊の放牧計画を考える事が、いよいよ次の課題です。
羊のいる所へ草を持っていくのではなく、草のある所へ羊を持っていく。
同じのようで、同じではありません。

2016年8月24日水曜日

夏野菜

 連日の暑さで、羊たちはせっかくお客さんが羊せんべいを見せても、
木かげから出ようとしません。
 あまり有り難くない猛暑ですが、畑の作物には都合の良いものもあるようで、
先日は豊作のおこぼれで、羊さんにと玄米やいろいろな夏野菜をたくさん
いただきました。
 時どき仕事から帰ってくると、畜舎の入口にきちんとお野菜が並べてあるので、
かさ地蔵の心境です。
 毎年の事ですが、いつもありがとうございます。
今年はスイカも!
 羊さん用にということですが、一応冷蔵庫に冷やしておきますね。


2016年8月16日火曜日

怪我の治療

 先日、貸出し先の方から、羊の後ろ足から血がでている、という
連絡をいただきました。
 さっそく駆けつけてみると、確かに後両足のももの皮がめくれて血を流し、
歩けない状態でした。
 おそらくケモノの仕業と思われます。
 牧場に連れて帰り治療をして、現在は普通に走れるようになりました。
 ただし、羊が飼育員に感謝をすることはありません。そして、ケモノを恨むこともありません。
 
皮が張り、もう毛が生えている!育毛剤に活かせないものか…。

2016年7月30日土曜日

夏休み

 梅雨が明けてから、一気に日差しが強くなりました。
 夏休みに入って、牧場には小学生たちがよく遊びにきています。
 スマホ片手に「よし、ゲットした!」と叫んでいたのは、お父さんの方でした。
 羊もスマホで捕まえることができたらなー・・。
牧場に来るお客さんたちの、人気ベスト3は
一位 猫、二位 ポケモン、三位 ヒツジ・・・う~む。

 

2016年7月18日月曜日

海の日の山の一日

 雨模様の連休と言われましたが、日中は曇り空の涼しい連休三日間でした。
 今日「海の日」も、日差しは強いものの風は涼しく、牧場には家族連れの
お客さんが、たくさん訪れてくださいました。
 昼頃には、羊を怖がって近づかず泣いていた子供が、猫は怖くないようで、
見つけては触ろうとしていました。でも、羊で怪我をする人はいませんが、
猫に触ろうとして怪我をされる人はよくいます。実は猫の方が危険です。
 夕方には、羊せんべいをまとめ買いして、お孫さんたちに配っていたおじいさん。
「さあ、ヤギとロバにあげておいで。」
 ヒツジとポニーです・・・。
馬子の夢はどんなやら・・。
今朝は久しぶりに気持ちの良い朝風が吹きました。

2016年7月7日木曜日

七夕

 毎日暑い日が続いています。 
 暑い日は、羊たちのいる畜舎の扉を開けて、外に出られるように
一部開放しています。
 畜舎が暑い羊たちは、外に出てのんびりと過ごしていました。
 今日は七夕ですが、コリデールの雄は出張中なので、牧場の雌が出会えるのは、
お勤めから帰ってくる来週の月曜日。
 少し遅い、牧場の七夕です。
電話が鳴っても起きないとは。
昨夜は眠れなかった?

 

2016年7月4日月曜日

終の住処?

 羊の糞は、健康状態の目安になります。
 ボール状の糞はほぼ異常なしですが、ブドウの房状になったり、
(食べたものによって、一時的になる場合がほとんどです。)粘土状の糞が
数日間続くようなら、注意が必要です。
 ところで先日、放牧場に落ちていたブドウ状の糞をよく見ると、
中からクモのような虫が出てきました。
 どうやらこれを、我が家と決めたのでしょうか。
「家は漏らぬほど、食は飢えぬほどにて足ることなり」~利休
家主は屋根の修理中。

2016年7月2日土曜日

いきなり夏

 7月に入りました。
 梅雨明けはまだですが、今日の日差しと暑さは
夏そのものです。
 羊は毛刈りがほとんど終わっているので、見た目は涼しそうですが、
放牧中の羊たちはどれも暑くてダレています。
 これからしばらくは、木蔭の下のダレた羊たちを眺める事になります。
木は茂り、影ができる。
夏はうまくできています。

2016年6月27日月曜日

イノシシ

 牧場がある神野山周辺の森には、イノシシが住んでいます。
 木の実や根菜、ミミズなどが好きなので、牧場にも時々来ています。
 人がいる昼間ではなく、夜の園内を散策しているようです。
 もちろんお目当てはヒツジとのふれあいではなく、地中にいるミミズや幼虫なので、
彼らの去ったあとの芝生広場は、デコボコの砂場に変わり果てます。
たかがミミズ欲しさにここまで掘り尽くすとは・・。
凄まじき食への執念。

2016年6月14日火曜日

求む!人材

 めえめえ牧場では、クセのある飼育員と一緒に、クセのある羊たちの世話と
公園管理の仕事をしてくださる、クセのないスタッフを募集しています。
 男女は問いませんが、普通免許(クセのある軽トラックを運転できる方)が
必要です。
 詳しくは神野山観光協会、0743-87-0285へ。
クセのある猫もいます。

2016年6月13日月曜日

まだ産まれる?

 羊の出産は主に冬ですが、春になっても時々産まれる場合があります。
 今年は牧場でも、冬にたくさんの子羊を授かりましたが、春が過ぎて
梅雨に入ったというのに、今朝もサフォークの赤ちゃんが産まれていました。
 本来ならばこの時期は、子羊たちの親離れが始まり、親と子の群れを
別ける頃なのですが。
 ちなみに元気な雄の赤ちゃんでした。えらいぞ、青の14番! 
出産した羊とは、朝、こんな感じで出くわします。

2016年6月3日金曜日

ジョイナー母になる

 先日このブログでご紹介した、脱柵の常習犯ジョイナーは
今月1日の昼頃、放牧場で出産し、一児の母になりました。
 牧場では出産後3日間は、個室に移して子育てに専念してもらうのですが、
ジョイナーはこれを拒否。(子育てはするけど仕事は辞めたくない、ということ?)
 それでも無理やり個室に閉じ込めたものの、数時間後、あえなく脱柵されました。
しかも子羊まで!・・・血は争えませんな。


 

2016年5月29日日曜日

空き地の今

 除草を目的とした羊の貸出しは、今年で4年目に入りました。
 毎年、同じ事の繰り返しのように思えますが、いつも何か問題が発生しては、
その度に地域の皆さんと話し合って解決しています。
 今年は、貸出し先で子羊が産まれることが、数か所でありました。
 こちらで引き取って、別の羊を放せば済むことですが、地域の人たちから
このままここで育てていきたいとの要望が多くあったので、その場合に起こりうる
問題を話し合い、少しづつ解決しています。
 以前は雑草に覆われて見向きもされなかった、この空き地を巡って
これだけたくさんの地域の人たちが関わる様になるとは・・・。
多くの人たちが関わる事で成り立っている、この空き地の平和を
羊の親子は気付いているのかな?

2016年5月26日木曜日

今井君移動



 今月6日から、JR桜井線畝傍駅側へ放牧した今井君たち2頭は、
ほぼ敷地内の草を食べつくしたので、金橋駅側へ本日移動しました。
 さっそく草を食べながら、うっそうとした茂みの中へ消えていく今井君たちの
食欲によって、この斜面がどのように変わっていくのか楽しみです。
 ところで地域の方から、ここに生えている雑草の種類が、
昨年羊を放してから変わってきている、と言われました。
 羊のせい?鳥のせい?

2016年5月25日水曜日

定休日

 しばらく続いた強い日差しがようやく和らいで、今日は曇り空。
 神野山観光協会の各施設は水曜日が定休日ですが、
牧場の羊たちの胃袋に定休日はありません。飼育の世話はいつもと
同じように行っています。
 牧場南側の遊歩道の草が伸びて、歩きにくくなってきたので、
今日はここに羊たちを放して、胃袋を満たしていただこうと思います。
 定休日は羊による歩行者天国を行う場合があるので、う回にご協力ください。
遊歩道の雑草と、放牧場の牧草。どっちの羊がラッキー?

2016年5月16日月曜日

ジョイナー

 お客さんから毛刈り体験の予約を頂いた場合、体験用の羊は
放牧せずに、部屋に残しておきます。
 しかし一頭だけ残された羊は不安になり、鳴きながら部屋の中で
しばらくうろたえています。
 小さい頃から荒くれ者だった脱柵の常習犯ジョイナー(メスなんですけど)は、
この度、毛刈り体験の対象に指名されたので、部屋に残される事になりました。
 その結果、水飲み桶に飛び込み、間仕切りの柵を壊し、窓ガラスを割り・・・。
 ジョイナーの毛刈りは無事に終わったものの、後始末の方が大変でした。 
走り高跳びもお手のもの。
ジョイナーの名はダテじゃない。

2016年5月10日火曜日

連休明け

 今月5日に産まれた双子の子羊たちを、今朝から外に出しました。
 出産後ずっと部屋から出られなかった母羊は、飛び出すように
外へかけて行き、ヨチヨチ歩きの双子の子羊は、鳴きながら必死に
後を追って、霧の中へと消えていきました。
 今日の牧場は霧が深く、時々羊たちが見えなくなるほどですが、
先ほどハイカーの団体さんから、
「見晴らしの良い展望台まで、あとどのくらい?」と聞かれました。
あと二日くらい・・・
連休も終わり、羊たちはいつも通りの?静かな牧場でくつろいでいます。

2016年5月6日金曜日

今井君始動

 今年で4年目になる、JR桜井線の今井町沿線への羊放牧。
 昨年は、放牧面積を2倍に拡大して、秋までの長丁場でしたが、
敷地の雑草をほぼ食べてくれました。
 牧場の今井君はこのJRと今井町の取り組みに、初めから参加しているので、
今朝も自分からトラックに乗り込み、到着すると、さっさと線路わきの草を
食べるようになりました。
 今や今井君の体の半分は、JR西日本産の草で出来ています。
JRのエライ人たち立会いのもと・・・
ところが羊が入ると、皆さん童心に返ってしまいました。

2016年5月5日木曜日

子どもの日

 晴天に恵まれた連休の3日目、牧場はたくさんの親子連れで
賑わいました。
 朝、いつも通り放牧する為に畜舎の扉を開けて、羊たちを
出すと、一頭だけ部屋から出てこない羊がいました。
 よく見るとお尻から破水していたので、そのままにしておいたところ、
2時間くらいして双子の子羊が産まれました。
 今年の牧場は20頭近い子羊恵まれて、今、放牧場にはたくさんの子羊たちが・・・
と、いいたいところですが、2月初めに産まれた子羊たちは、成長が早くて
あまり「かわいい」とは呼べない図体になってしまいました。
子どもの日に子供が産まれた!


2016年5月3日火曜日

子羊に番号札

 2月に産まれた子羊たちが、だいぶ大きくなったので
そろそろ番号札をつける事にしました。
 夕方、畜舎に戻った子羊たちを、一頭ずつ捕まえて
首に札をかけていきますが、子羊にとっては恐怖そのもの。
 大抵の子羊は、暴れたりわめいたりしますが、中にはおとなしい
子羊もいます。
 わめきながら暴れていた子羊も、大きくなればおとなしくなりますが、
子羊の頃おとなしかったのに、大きくなってからわめきながら
暴れる場合もあります(最悪)。
 連休の今日、牧場を訪れるお客さんの中にも、羊を怖がって
泣いてしまう子供がいますが、大人になればいずれ慣れます。
本日の落し物。
帽子、携帯型ルーター、腕時計、羊のしっぽ・・・


2016年4月30日土曜日

子羊の鳴き声

 今日は気持ちの良い日和でした。
 牧場にはたくさんのお客さんが訪れてくださり、羊たちとのふれあいの
ひとときを楽しまれていました。
 たくさんのお客さんから、羊せんべいを与えられる羊たちは、目移りして右往左往。
 いつもは一緒に行動する親子の羊も、この時は餌に気をとられて
ばらばらになります。
 しかし、親子ははぐれるとお互いに、主に子羊が鳴きだします。
 子羊の声は同じように聞こえますが、母羊はちゃんと聞き分けて、
自分の子の声のする方へ向います。
 ちなみに牧場で、子供が「おとうさーん!」と叫ぶと、牧場中のお父さんが振り返っていました。
 なお、羊のお父さんは我が子が叫んでも、振り返ることさえしません。
畜舎の中では、親子はいつも一緒です。
夕日が差し込んで、羊が橙色に染まりました。

2016年4月26日火曜日

連休前

 放牧場の桜の木は若葉が芽吹き、神野山全体が新緑に
つつまれてきました。
 人工乳で育てている、今月初めに産まれたサフォークの2頭は、
最近、草を食み始めています。
 牧場が賑わう春の大型連休はもうすぐ。
 今年は5月の連休3日間、森林科学館から牧場まで、無料のシャトルバスを
運行しますので、バスマニアの方は?是非ご利用ください。
連休前、のどかな陽だまりの下で馬子もお昼寝。
(クマが出た訳ではありません)

2016年4月25日月曜日

藤の華

 今年は、春先から暖かい日が続いたせいか、ツツジの花が
咲き始めています。ツツジの見頃はまだ少し先ですが、休憩所の藤棚の
白いつぼみはもう開きました。
 この花が咲くと、甘い香りに誘われてハチたちが寄ってきますが、
捕まえたりしない限り刺すことはありません。
 この白い藤が咲くと、休憩所はとても明るくなって綺麗になりますが、
花が終わって枯れ始めると、休憩所は廃墟のようになります。
母羊には見捨てられたけど、母猫がお世話を看てくれました。

2016年4月20日水曜日

異物混入

 子羊たちの母親の中には、まれにお乳が出なかったり、
我が子に飲ませてくれない羊がいます。この場合、飼育員が人工乳を
与えますが、哺乳瓶の中に砂粒ほどのゴミが混ざっている事がよくあります。
気を付けているのですが・・・。
 飲食店などで提供される料理や飲み物で、このような事はまずありえません。
 とても大変なご苦労をされている証なのだと、実感した次第です。
本日は晴天なり。
思わず青空を見たくなったモグラにとって、まさに青天の霹靂。

2016年4月13日水曜日

はかなき双子

 今月10日に産まれたサフォークの双子の子羊は、おとといの深夜、
急に具合が悪くなり、そのまま2頭とも死んでしまいました。
 生後の7日間は人間でも油断できないと言いますが、ほんの数時間前まで
普通にミルクを飲んでいただけに、残念です。
 母羊は冷たくなった子羊を、時どき前脚で突くように撫でながら、しばらく鳴いていました。
 暗闇の中、外で埋葬の準備をしていると、畜舎の中から産まれたばかりの
子羊の産声が、かすかに聞こえてきました。
 暗闇の中での作業ですが、見上げれば空は満天の星。
 早速、親子部屋の準備をしなくては・・。
1日に産まれた、母親知らずのサフォークの子羊は
ポニーにあやされて、まんざらでもなさそう。

2016年4月11日月曜日

母羊の存在

 昨夜産まれた双子の子羊たちは、母親のお乳が全く出ないので、
人工乳で育てることにしました。
 ただし、この母羊は母性がとても強く、子羊たちから離れようとしないので、
一緒の部屋で過ごさせています。
 一方、今月1日に産まれた、母羊が我が子を寄せ付けず、お乳を飲む事ができない
ゲージ飼いの子羊も、同じく人工乳で育てています。
 どちらも発育には問題ありませんが、飼育員は母羊にはなれません。
 人を母親と勘違いしている子羊を、どの段階で群れに戻すのかは
子羊によって様々です。
 
ただそばにいるだけ、それだけでも貴重な母羊の存在。

腹の荷が下りた

 今年も登美ヶ丘北中学校では、羊たちの放牧が今日から始まりました。
 たくさんの地域の皆さんに迎えられ、羊たちはさっそく校庭の下に広がる
斜面の草を食んでいました。
 これからしばらくお世話になりますが、よろしくお願いします。
 ところで、牧場のサフォークの群れの中に一頭だけいた、お腹の大きな
身重の雌が、夜11時頃に大きな雄と雌の双子の子羊を産みました。
 こんなに大きな子羊が、2頭もお腹の中にいたなんて!お疲れさまでした。 
先ほど部屋に移し、今は親子だけで過ごしています。
 午前0時を過ぎて、辺りは暗く静かな夜ですが、畜舎の中は子羊たちの鳴き声で賑やかです。
 夜中のフラッシュは羊を驚かせるので、記念写真は明日撮る事にします。

2016年4月6日水曜日

水利組合の試み

 香芝市にいくつかある水利組合は、農業用水のための
貯水池を管理していますが、池周りの雑草はどこも悩みの種。
 そこで、牧場の羊に食べてもらうことになりました。
 放牧の打合せや助言を数回しただけでしたが、短期間で完成した
放牧地はなかなかの出来栄えでした。
 靴下の名産地ということで、組合員のみなさんは
「この羊の毛を使って靴下を作ろう!」
と、盛り上がっています。
 除草が目的のはずでは・・・?
春休みもあとわずか。
放牧して間もなく、近所の子供たちが集まってきました。

 

2016年4月1日金曜日

産まれたものの

 昨日の子羊誕生に続き、本日4月1日も夕方に、
雄の子羊が産まれました(本当です)。
 母羊が小柄なためか子羊の体はとても小さく、弱々しくて
なかなか立ち上がる事ができませんでした。
 しかしそれより問題なのは、母羊に親の自覚が無く、
群れの中に戻ってしまい我が子に近づこうとしない事です。
 結局、母羊から母乳を絞り、飼育員が子羊に飲ませる方法を
昼夜を通して、しばらく続ける事になりそうです。
 ウソであってほしい・・・。
夜はゲージで飼うことに。
さっきは立ってミルクを飲んでくれました。


2016年3月29日火曜日

小網池

 昨年、小網池周辺に放牧した羊たちが、今年も小網町の
皆さんのお世話になる事が決まりました。
 先日、池周辺の草の状態を下見したところ、とても良かったので
4月2日(土)に放牧する予定です。
 昨年の夏、ここで芽生えた愛の結晶のショウコも、
一緒に連れて行こうと思います。
自治会の地道な努力で実現した素敵な草原(羊にとってですが・・)。

 

2016年3月24日木曜日

出産後

 いつも身重で歩くのがしんどそうだったコリデールのお局様(白札6番)が、
今朝元気なオスの赤ちゃんを産んでくれました。
 お乳もよく出たので、ひと安心。先ほど覗いてみると、子羊がさっそくお乳を
飲んでいました。
 それにしても、産まれて間も無いのに、自らお乳を見つけて吸いに行く光景は、
いつ見ても不思議です。
まるで、帰宅すると無意識に冷蔵庫の扉を開けている私のような・・。
普段は人懐こいのですが、出産後はあまり人には近づきません。

 

2016年3月22日火曜日

お彼岸

 好天に恵まれた、お彼岸の連休最終日。
 昨日は風が冷たく感じましたが、牧場にはたくさんの方たちが
訪れてくださいました。
 売店の窓際に鎮座する看板猫(生きてます)は、多くの皆さんに
頭をなでられて、おでこの毛が少し薄くなってきたような・・。
 牧場では、せっかく連れてきたのに羊を怖がって全く近づかない子供や、
「大丈夫だから」と子供に手を引かれて、恐る恐る羊に餌をあげるお母さん?の
姿がありました。
 色々な人たちに色々な思い出ができた一日でした。
たくさんのお客さんから、あれだけ羊せんべいを頂いたにもかかわらず、
「朝から何にも食べてない」と言わんばかりのガッツキぶり!
さすが胃袋四つ。恐るべし。


2016年3月19日土曜日

双子のオス

 お彼岸に入り、いよいよ冬ともお別れ。
 連休1日目は朝から雨が降っていたので、放牧を少し遅らせました。
 今週初めに産まれたサフォークの双子(オスとメス)は、オスの元気が
あまり無く、しばらく人工乳のお世話になりましたが、最近ようやく自力で
母乳を吸えるようになりました。めでたし。
 メスは順調に育っています。
産まれてすぐに雄叫びをあげる双子のオス。
でもじつは虚弱体質なのでした。


2016年3月17日木曜日

白菜

 牧場の奥にみえる森から、ウグイスの鳴き声が聞こえてきました。
 冬の鍋には欠かせない白菜の収穫も終わり、畑は次の作物のための
準備に追われています。というわけでこの時期、牧場の軽トラは畑に残った
白菜の収穫(回収?)に大忙しです。
 
倉庫の白菜の山がようやく片付いたと思ったら、
軽トラには新たな白菜の山が・・・。